鍼灸国試

生理学

生理学は自律神経の臓器作用が中心テーマ。交感神経と副交感神経を対比表で完全に覚えることが合格への最短ルート。循環機能の刺激伝導系もあわせて確認しておこう。

6年出題数: 54問収録テーマ: 11件S×2A×5B×4目安: 25〜35時間
生理学の過去問を解く第29〜34回の実際の国家試験から生理学の54問を1問ずつ・正答と解説つきこの科目の予想問題を解く生理学の予想問題(オリジナル問題)を1問1画面で・解説と図解つき(全10問)

出題統計・重要度分布

S 最重要2件(18%)A 重要5件(45%)B 標準4件(36%)

年度別・この科目の出題数推移

9第29回
9第30回
9第31回
9第32回
9第33回
9第34回

各年度でこの科目から出題された問題数(6年計 54 問)

🗺 初学者向け学習ロードマップ

この順番で学習すると理解が積み上がります

1
自律神経A

交感・副交感の臓器作用を対比表で覚える

2
循環機能B

刺激伝導系の順序と体・肺循環の流れ

⭐ 第35回 学習優先テーマ(S・A級)

出題数 TOP10第29〜34回 合算(問数)

⚠ よく間違えるポイント

✗ 膀胱の自律神経支配(排尿と蓄尿で逆)

排尿時は副交感神経優位(排尿筋収縮・内括約筋弛緩)。蓄尿時は交感神経優位(排尿筋弛緩・内括約筋収縮)。「副交感=排尿」と覚える。

✗ 血管収縮は交感神経だが骨格筋血管は例外

交感神経は一般に血管を収縮させる(α1受容体)が、骨格筋の血管はβ2受容体があり交感神経で拡張する。試験では「収縮が原則、骨格筋は例外」として問われる。

🔮 第35回 狙われそうなテーマ

過去4年の出題推移・出題頻度・未出テーマをもとにした予測です

出題確率 高

自律神経(各臓器への作用比較)

臓器ごとの詳細な作用が今後も問われ続ける見込み

出題確率 中

循環機能(刺激伝導系)

アドレナリン受容体の詳細が近年増加傾向

テーマ一覧(全11件)

神経の生理(膜電位・シナプス・脊髄反射・脳波)

S最重要

神経系の機能 › 神経・シナプス・反射 › 活動電位・神経伝達物質・伸張反射・脳波・睡眠

膝蓋腱反射・アキレス腱反射は単シナプス性の伸張反射で、受容器は筋紡錘、求心路はIa群線維、遠心路はα運動ニューロン。脳波(α波=安静閉眼、β波=覚醒注意、θ波=浅睡眠、δ波=深睡眠)。レム睡眠は急速眼球運動・骨格筋緊張低下。大脳皮質の機能局在(中心前回=運動、中心後回=体性感覚)。

6回

出題

第29回第30回第31回第32回第33回第34回

内分泌の生理(ホルモンの分類・作用・分泌調節)

S最重要

内分泌系の機能 › ホルモンの種類と作用 › ホルモンの化学的分類・受容体・日内リズム・下垂体ホルモン

ホルモンの分類:ペプチド(水溶性・細胞膜受容体:インスリン・GH)、ステロイド(脂溶性・核内受容体:副腎皮質・性ホルモン)、アミン(甲状腺ホルモン・カテコラミン)。コルチゾールは早朝が最高(日内リズム)。ADH(バソプレシン)は視床下部で産生・下垂体後葉から分泌し腎集合管で水再吸収。

6回

出題

第29回第30回第31回第32回第33回第34回

循環の生理(刺激伝導系・血圧調節・血液)

A重要

循環系の機能 › 心臓と血管・血液 › 刺激伝導系・体循環と肺循環・血漿蛋白・赤血球

刺激伝導系(洞房結節→房室結節→ヒス束→左右脚→プルキンエ線維)。肺動脈は静脈血、肺静脈は動脈血。肺血圧(収縮期約25mmHg)は体血圧より低い。血漿蛋白は肝臓で合成(アルブミン=膠質浸透圧、フィブリノゲン=凝固)。赤血球は無核・寿命約120日、産生刺激はエリスロポエチン(腎)。

5回

出題

第29回第30回第31回第32回第33回第34回

体温調節・代謝・栄養素の生理

A重要

代謝・体温 › 体温調節と物質代謝 › 体温調節中枢・放熱と産熱・ビタミン・糖質代謝

体温調節中枢は視床下部。放熱促進は皮膚血管拡張・発汗、産熱促進は甲状腺ホルモン・骨格筋収縮(ふるえ)。脂溶性ビタミン(A・D・E・K)は過剰症あり。糖質は単糖・二糖・多糖に分類され、グリコーゲンは肝・骨格筋に貯蔵。

5回

出題

第29回第30回第31回第32回第33回第34回

消化・吸収の生理

A重要

消化・吸収系の機能 › 消化液の分泌と栄養素の吸収 › 胃液分泌の3相・消化酵素・小腸と大腸の機能

胃液分泌の調節:脳相(迷走神経→ACh)、胃相(ガストリン→塩酸・ペプシン)、腸相(セクレチン・CCK→抑制)。消化酵素の産生(唾液=アミラーゼ、胃=ペプシン、膵=アミラーゼ・リパーゼ・トリプシン)。糖・アミノ酸・脂質の吸収は主に小腸、大腸は水分・電解質の吸収。

5回

出題

第29回第30回第31回第32回第33回第34回

腎・体液・免疫の生理

A重要

腎・体液・生体防御 › 腎機能・体液・免疫 › 糸球体濾過・体液区分・尿の性状・免疫グロブリン・免疫細胞

糸球体濾過量は糸球体血圧の上昇で増加。血液pHは7.4±0.05、成人尿量1〜2L/日、細胞内液は体液の約60%。免疫グロブリン:IgG(最多・胎盤通過・二次応答)、IgM(一次応答で最初に産生・五量体)、IgA(分泌型・粘膜)、IgE(アレルギー)。

4回

出題

第29回第30回第31回第32回第33回第34回

細胞の生理と遺伝子

B標準

細胞の機能 › 細胞小器官と遺伝情報 › 細胞小器官の機能・核酸・細胞分裂・細胞の寿命

細胞小器官の機能(ミトコンドリア=ATP産生、リボソーム=蛋白合成、ゴルジ体=分泌蛋白修飾、リソソーム=細胞内消化)。DNAは4塩基(A・T・G・C)、RNAはウラシルを含む。細胞分裂時に核膜は消失。神経細胞は基本的に再生しない。

4回

出題

第29回第30回第31回第32回第33回第34回

筋の生理・筋収縮のしくみ

B標準

運動系の機能 › 骨格筋の収縮 › 興奮収縮連関・滑走説・エネルギー代謝

筋収縮:筋小胞体からCa²⁺放出→トロポニンCに結合→トロポミオシンが移動→アクチン・ミオシン架橋形成→滑走。ミオシン頭部がアクチンから離れる(弛緩)過程にATPが必要。無酸素性のエネルギー供給はクレアチンリン酸系・解糖系。

4回

出題

第29回第30回第31回第32回第33回第34回

呼吸の生理

B標準

呼吸系の機能 › ガス交換と呼吸調節 › 呼吸中枢・化学受容器・肺気量分画

呼吸は体液のpH低下(CO₂増加)で促進、O₂分圧低下でも促進。中枢化学受容器(延髄・CO₂/H⁺に反応)と末梢化学受容器(頸動脈小体・大動脈小体・O₂に反応)。肺気量分画(1回換気量・予備吸気量・予備呼気量・残気量)と肺活量(残気量を含まない)。動脈血SpO₂正常値は約97%。

3回

出題

第29回第30回第31回第32回第33回第34回

自律神経

A重要

神経系の機能 › 自律神経系 › 交感神経・副交感神経の作用比較

交感神経と副交感神経の各臓器への作用を比較表で整理(瞳孔・心拍・血管・消化・膀胱等)。アドレナリン受容体(α1・α2・β1・β2)の基本も押さえる。

2回

出題

第29回第30回第31回第32回第33回第34回

循環機能

B標準

循環機能 › 心臓の機能と血液循環 › 心臓の構造・刺激伝導系・体循環と肺循環

刺激伝導系(洞房結節→房室結節→ヒス束→左右脚→プルキンエ線維)と体循環・肺循環の流れを暗記。心拍出量・血圧調節(レニン・アンジオテンシン系等)も整理。

0回

出題

第29回第30回第31回第32回第33回第34回

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